ロード・ハウ島の地理専門的な見解です。
ロード・ハウ島は三日月型の形をした、全長約10km、幅約1.5kmの島で、約6千9百万年前の楯状火山が海水に浸食されて出来たものである。三日月の湾の内側では珊瑚礁や干潟がこの湾に守らる形で存在している。海域に存在するロード・ハウ海底山脈は珊瑚に覆われた平頂海山で、オーストラリア・プレートの活動により出来たものとされており、1000kmも北に続いている。
玄武岩で出来たリッジバード山(777m) とガウアー山(875m)が島の南部に位置しているが、これは元々火山のカルデラを形成していた溶岩が冷え固まったものがである。これらの溶岩は6千4百年前のこの火山最後の火山活動で生まれたもので、最終的にはこの島の現在の形を形成したと見られている。
環境
ロード・ハウ島はロード・ハウ島亜熱帯林として、陸上動物の生態に際立った特徴があることが認められており、オウストララジア・エコゾーンの一部であるため、本土オーストラリアを含め、ニューギニア、ニューカレドニアと生物学的な類似性を見いだすことが出来る。ロード・ハウ島は大陸から離れて形成された島ではなく、その動植物相はすべて海を挟んで渡ってきたものである。島の植物の半分以上は島固有の種である。
島には、元々居た哺乳動物としてコウモリ一種しか居ないが、一方で飛べない鳥として有名なロードハウクイナ(Gallirallus sylvestris)やロードハウメジロ(Zosterops tephropleurus)などの固有の種を含め100種を越える鳥類が棲息している。同時に島にはロードハウセイケイ(Porphyrio albus)やロードハウセンニョムシクイ(Gerygone insularis)、Zosterops strenuus, Columba vitiensis godmanae, Cyanoramphus novaezelandiaeなど絶滅の危機に瀕した鳥類などもおり、入植者によって持ち込まれた動物によって数を減らしたため絶滅の危機に瀕していると思われている。他に島にはPachycephala pectoralis、Zosterops lateralis、Stepera graculinaなどの固有の鳥類が住んでいる。また海鳥の観察なども出来るようになっている。
島では約10%の森が農業用地に転用され面積を減らした。た20%の森は野生化したウシ、羊、山羊、イノシシなどによって荒らされた。このため、島では入植者に持ち込まれた生物を減らす努力が続けられている。特に、山羊はすべて除かれ、イノシシの数は減った。ネズミや入植者に持ち込まれた植物に関しては引き続き減らす努力が続いている。
引用:『ウィキペディア(Wikipedia)』
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